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昔見た前撮り写真
   

話はそれてしまいましたが、前撮り写真。
短大のときに結婚した高校時代の友人に、前撮り写真を見せてもらったときは、それほど感動しなかったんですよね。
ああ、綺麗だなぁ、と思う程度。

仲の良さが原因?
いや、きっとそれだけではないはず。
二人並んで、カメラに向かって笑顔で寄り添っている写真。
腕をくんで、全身を写している写真。
カクテルドレスでは、ちょっとバックを変え、ちょっと雰囲気が変わった感じでしたが、その写真はウェディングドレスのものとあまり変化は感じませんでした。

二人仲良く並んだ写真。
エンゲージリングをはめる瞬間の写真は、ちょっと動きがあるように感じましたが。
旦那さまの表情が硬いのが気になる。
そして、お色直しのドレスを変えてのもの。
このころには、旦那さまの表情がようやく崩れてきたのが、こちらにも見てとれるようでした。

撮る側も、緊張をほぐして撮ってあげれば良いのに、と思っちゃったくらい。
このふわふわした水色のドレスの写真は、ちょっと素敵だな、と感じましたよ。
とくに、ドレスを周りに広げ、座りこんだ彼女を上からのアングルで撮影したもの。
雑誌で見たことがあるようなポーズですが。
なんとなく、型通り、という感じ?

ただ、あわただしく撮るより、かなり綺麗なのは間違いないのですが。
それを見せてもらったとき。
遠慮もなく、気になる予算を聞いてみたんです。
なんと、40万近くしたというのです。

衣装3着、メイク、撮影までのパックでの料金だったそうなのですが、その友達の母親が、自分の手元にも置いておきたい、おばあちゃんの家にも送らなきゃ、と、結局枚数を減らしつつも3冊のアルバムを作ったそうで・・・。

“結婚しました”のハガキを作成したり、キーホルダーにしてみたり、と、けっこう追加料金も発生してしまうのだとか。

とにかく、結婚式とは別に、それだけの金額がかかるのか、と、とにかく驚いたことだけは、鮮明に覚えているんですねー。


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