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感動した余興~友人からのプレゼント~
   

音大へすすんだ友人の結婚式にでたとき。
その大学の友人からの出し物。

フルート演奏だったんです。
3人で出てきて演奏されたのですが、プロ顔負けの腕前なので、見ているひとも皆食事の手をとめ、聞きいっていました。
演奏が済むと、大喝采。
聞いているほうも得した気分になりました。

綺麗だったのは、ダンス系ですね。
フラダンス。
新婦の趣味がフラダンスだったようで、その仲間からの出しもの。
おそろいのTシャツに、ハワイアン的なスカート。
頭にいっぱいの花をつけて、皆かわいらしい。
なんでも、結婚を祝福しますという意味の振り付けだとか。

フラダンスって、動きもゆっくりだし、楽なダンスと思いきや、胸より手や腕を下げることがなく、中腰のまま踊ったり、片足重心で片足をすっと前に出したり。
みているよりずいぶん辛い姿勢だというのを聞いて、けっこう驚きました。

そして、ひとつひとつのポーズには、“海”とか“山”をあらわすものがあったり、“あなた”“わたし”や“愛しています”というような意味のあるものまであるのだとか。
それを踊りながら表現するって、素敵ですよね。
なんとなく、おばちゃんの趣味というイメージをもっていたのですが、このときを境にフラダンスを見る目が変わっちゃいましたよ。

そして、綺麗だったのがベリーダンス。
芸能人がダイエットのために始めた、とかよく聞きますよね。
家で出来るビデオを見ながらのダンスが流行って、それに乗っかるようにひそかにブームになっていたイメージがありますが。
結婚式に出席していないダンス仲間が、このためだけにスタンバイし、登場してきたのです。

結婚式場で、お腹を出した衣装は、正直始めは驚きました。
でも、そのダンス。
めちゃくちゃ素敵なんです。
5人でベリーダンスを踊っていたのですが、タンバリンをつかって踊り、最初の印象とは全くちがうかわいらしいダンス。

そして、2曲めは“ジル”というフィンガーシンバル?を鳴らしながらのベリーダンス。
音楽に合わせてそのジルをたたきながら、踊って、とても器用ですよね。
立ち位置もくるくる変わって、見ていて飽きない。

ベリーダンスはもともとエジプト王朝の踊りと言われたり、トルコが発症だと言われたり、いろんな説があるようですが、この日踊ってくれたのは、その中でも“ジプシー”の踊りなんだとか。
よくテレビなんかに出てきたりする、露出度の高い衣装は、オリエンタルという部類だそうです。
実際に見てみるとイメージも違って、自分もやってみたい、と思ってしまうものですね。

フルート演奏もフラダンスもベリーダンスも、出席している人から、大好評でした。
やっぱり何か特技を持っていた方が得だと、しみじみ思いました。

結婚式に大切なのは、新郎新婦を思う気持ち。
心をこめた出しものは、見ている人にも伝わります。

わたしも早く結婚したいなー。


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